2社との最終調整 -A社の奮闘記- アドオンとカストマイズ要件を整理して提案を確認

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目指す業務管理レベルとIT活用レベル

目指す業務管理レベルとIT活用レベル

先週、A社との打合せをしました。

前回、アドオンとカストマイズ要件を整理した結果に基づき、ERPを提案しているX社に再提案結果を確認しました。

要求機能においては実現できそうすが、見積額は削減できませんでした。

さらにサービス志向型の構築も、X社では難しいようです。

サービス志向型は、現状では概念としての認識だったで、実現は難しいと予測していたのですが、見積額が削減できなかったのは予想外でした。

X社によると、主な理由は以下の通りでした。

  • ・ERP自体のカスタマイズは影響が多岐に渡るため、影響箇所の修正と評価に工数がかかる。
  • ・データベースも改造が必要となる。

さらに、提案しているERPはX社が開発したものではないことも、工数増になっているのではないかと思います。

提案内容や取組み姿勢などを総合的に評価

その結果、ERPと既存のテンプレートを利用することを基本に、以下の仕様で最終見積もりをしてもらいました。

  • ・アドオン :A社の重要業務である営業系(商談や見積管理業務)
  • ・カストマイズ:一部の画面と帳票の表示項目追加

一方、現状システムの機能強化を提案するW社からも、検討結果がありました。

今回の最重点業務の営業管理について、一部の得意先(担当者)からテスト的に「セールスフォース・ドットコム」を使用し、評価後しながら順次対象を拡大することへの協力依頼でした。

W社自身は本格的に導入を支援したことはなく、A社導入を支援することでノウハウを蓄積したいという想いもあるようで、全面的に協力してもらえるようです。

A社プロジェクトの方々のW社とX社の両社に対する評価は様々でしたが、提案内容や企業の取組み姿勢などを総合的に評価して、最終決定することになりました。

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